
タジパレス
타지팰리스
概要
梨泰院のインドカレービュッフェ。タンドリーチキンと自家製カレーが並び、週末はビュッフェ形式。インド人ヘッドシェフの目が行き届いている。
タジパレスは、龍山の消防署近く、静かな路地に建つ黄色いビルの2階にある。探すつもりで歩かなければ見落とす場所だ。ここでは地元の料理人たちが、ソウルによくあるカレー店とは一線を画す精度でインド料理をつくっている。厨房を率いるのはインド人シェフで、その土台の確かさがどの皿にも出ている。 タンドリーチキンは、じゅうじゅうと音を立てる鉄板にのって届く。焦げ目がついても身は柔らかいまま、添えられた玉ねぎのスライスは鉄板の熱で甘く色づく。柑橘の酸味と花椒めいた香りをまとったソースは、スパイスのマリネを隠すのではなく押し上げる。チキンティッカマサラは量産品にありがちな平板さがなく、確かな温度を持っている。鶏の塊はそれ自体がタンドリーのように味づけされている。パニールマカニは抑制の一皿だ。柔らかいチーズを、ほんのり甘いマイルドなクリームソースが包み、強い辛さが苦手な人に寄り添う。週末のビュッフェにも並ぶバターチキンは、缶詰の味ではなく明確な意図を感じるトマトの煮詰めが口中を覆う。 ナンは縁がぱりっと軽く砕け、中はしっとり——とくにガーリックナンがいい。バスマティライスは別注文で、粒がべたつかず一本一本立っていて、カレーの強さを飲み込むのではなく吸い取る役目を担う。塩気が強めだという声は複数あり、量は分け合うのが現実的なほど多い。 金曜の夜と週末はビュッフェが単品より安く、それでいて厨房の仕事は落ちない。シャンデリア、きちんとしたセッティング、急かされない空気——長居が報われる、落ち着いた温かさのある店だ。薄められてもいなければ、やたらと異国を演じてもいないインド料理を求めるなら、タジパレスは語彙だけでなく文法まで知っている者の繊細さを見せてくれる。
地元のヒント
- カレービュッフェは金曜の夜と週末のみ(2023年時点で22,900ウォン/80分)
- 平日は単品注文。ライスは別で頼む——バスマティライスあり
- 消防署の路地を30mほど入った黄色いビルの2階。駐車より徒歩がおすすめ
- 辛さは韓国にある一般的なインド料理店より強め
詳細
- 39, Usadan-ro, Yongsan-gu, Seoul
営業時間
- 日曜日
- 11:00–22:00
- 月曜日
- 11:00–22:00
- 火曜日
- 11:00–22:00
- 水曜日
- 11:00–22:00
- 木曜日
- 11:00–22:00
- 金曜日
- 11:00–22:00
- 土曜日
- 11:00–22:00